田村酒造場の概要、代表的なお酒・日本酒、酒蔵見学、アクセス情報のご案内です。
酒蔵について
1882年(明治15年)創業の田村酒造場は、現在の福生市である武蔵国多摩郡福生村に代を重ねてきた田村家の酒造です。
田村家は江戸時代に、福生村の一般政務を司る名主などの村役を勤めてきました。
田村家の敷地に流れる田村分水は、隣接する玉川上水より取水し、地域の生活用水や田畑を潤す灌漑用水に使用されていました。
田村酒造場を代表する銘酒「嘉泉」は、敷地内の井戸から秩父・奥多摩の伏流水を得た時の喜びが由来です。
2008年に現当主の田村半十郎が襲名し、田村家の気風である「進取の精神」にならい、全銘柄の酒質向上に着手しました。
代表作の「田むら」を筆頭に、時代を捉えた酒造りに邁進しています。
家訓の「丁寧に造って、丁寧に売る」を守り、時代を捉えた精神と気風を織り交ぜたお酒を造り続けています。
代表的なお酒・日本酒
嘉泉 純米大吟醸
純米大吟醸 嘉泉は、15代目の田村半十郎が生み出した、甘みの中にコクがある幻のお酒です。
嘉泉という名称は、酒蔵の敷地で酒造りに最適な水が湧く井戸を掘り当てた喜びが由来です。
【アルコール度数】15~16度
大吟醸 對鴎
大吟醸 對鴎は、兵庫県産の山田錦を高精米し醸し出した最高級品で、芳醇な香と深い味わいが特徴のお酒です。
【アルコール度数】16~17度
純米吟醸
純米吟醸は、高精米の米だけで醸し、香り良くのど喉越し爽やかなお酒です。
【アルコール度数】15~16度
特別純米 東京和醸
特別純米 東京和醸は、酒の風味と酒質を維持する、瓶燗火入れを施したお酒です。
【アルコール度数】15~16度
酒蔵見学
田村酒造場では、12月と1月を除く毎月一回、予約制にて酒蔵見学を開催しています。
最初に、蔵の中でお酒の作り方や行程をご覧いただきます。
次に、美味しい日本酒に欠かせない仕込み水の井戸をご覧いただきます。
敷地内にある大欅も見所の一つです。
酒蔵見学の案内と詳細は、公式サイト(蔵見学)をご確認くださいませ。
イベント
福生蔵開き
田村酒造場では、毎年秋に石川酒造と合同で「福生蔵開き」を開催しています。
イベントの案内と詳細は、公式サイト(イベント)をご確認くださいませ。
田村酒造場のイベント
・地酒に合う逸品のお披露目
・酒林の取付作業
・福生神明社の宮司による神事
・蔵見学
・蔵元と一緒に鏡開き、振舞い酒
・蔵開き限定酒の販売
石川酒造のイベント
・地酒に合う逸品のお披露目
・蔵元と杜氏と一緒に鏡開き、一斉乾杯
・酒蔵見学ツアー、新酒の試飲
・限定酒の販売、樽酒の量り売り
・親子で遊べるイベント
・限定フーズの出店
レストラン・ショップ
なし
16代目 田村半十郎 社長からのメッセージ
1882年創業の田村酒造場は、今年で201年を迎えます。
家訓の「丁寧に造って、丁寧に売る」を守り、これからも地元福生市で地域産業活性化に尽力したいと思います。
アクセス
住所
〒197-0011 東京都福生市福生626
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電話番号(営業時間)
042-551-0003(8:00~17:00、日曜・月曜は定休日)
最寄駅
JR青梅線 福生駅から徒歩で約12分
駐車場
30台
駐輪場
駐輪場はありませんが、駐車場に停車できます。